12月1日(日)12時〜17時、文学フリマ東京です。
場所は今回から東京ビッグサイト、りんかい線とかゆりかもめとかのほうですね。
今回も本屋lighthouse出版部として出店します。幕張のお店はお休みなのでお気をつけください。ブースはU-11。オルタナ旧市街がお隣です(隣接配置申請バッチリだぜ)。
今回は新刊が多いのと、いくつか委託的な感じで預かっているものがあるので、珍しくちゃんと紹介することにしました。えらい。
まず委託関係のものから。
①そのひぐらし商会
委託、というか毎回恒例ですが一緒にいます。私のとなりで緊張して縮こまっている、逆にハイテンションで喋り散らかしている者がいたらそれはそのひぐらしです。今回も新刊を中心に持ってきてもらいます。開催が近づいたらインスタグラムとかで紹介し始めると思うので、ヨーチェケラーでございます。
とか書いてたらリアルタイムで告知がされました。日記と台本を出すそうです。台本!?漫才のかな!?
②守屋さんの日記&お話集とフリペ「ゆらぎ」
当店刊行の文芸誌的なサムシング『灯台より』に寄稿してもらっている守屋さんが、日記&お話集が読めるおしゃれなブツを作ってくれました。それぞれ100円で、封筒の中にQRコードが入っていてリンクに飛ぶとたくさん読める、ということのようです。こういう手の込んだことは私にはできない。本屋lighthouseブースに彩りを添える1品となること間違いなし。そして文フリっぽくてすばらしい。
また、守屋さんとお友だちが作成しているフリペ「ゆらぎ」も無料配布します。短文と短歌などなどが載ってます。特に短歌が推しポイントとのこと。
③文乃さんの『FROM THE HELL MAGAZINE vol.3』
反差別生存クィアZINE『FROM THE HELL MAGAZINE』シリーズの3巻目。文乃さんがお店にもちょくちょく遊びにきてくれていることもあり、今回新刊を委託で持っていきます(文乃さんは12/1は岐阜で開催のZINEフェス岐阜に出ています)。既刊『FROM THE HELL MAGAZINE vol.1』は再入荷待ち、『FROM THE HELL MAGAZINE vol.2』は在庫有りです。詳細などなどはインスタグラムで確認をば!
④すみれいろのボトルレター『東大の学費値上げから考えるZINE』
東京大学の学費値上げに反対する学生有志が企画・制作のZINE。印刷費を本屋lighthouseが負担する形で刊行しています。11月23日(土)24日(日)の駒場祭で開催するコミックアカデミー25(駒場キャンパス12号館1214教室 10時~16時)で販売開始。当店ウェブストアでも販売中です。幕張のお店でも今日から販売中。なお、仕入れ希望の本屋さんは連絡ください。当店出版部の仕入れ条件と同じ扱いで卸売が可能です。
ここからは本屋lighthouse出版部のお品書きです。仕入れ希望の本屋さんもぜひご連絡を。
①折小野和広『十七回目の世界』 *新刊
本屋lighthouse出版部、ついに小説を刊行しました。うれしい。京都・大山崎で本と編み物毛糸店「Puolukka Mill(プオルッカミル)」を夫婦で営む、折小野和広さんの単著です。
京都文学賞で優秀賞を受賞しながらもなかなか書籍化ができず……という状況にあることを昨年末の大山崎COFFEE ROASTERSさんでのイベント時に知り、ならばうちで……ということに。「小さな駅の周辺に、全宇宙のフシギと奇跡がこめられている」と作家・いしいしんじさんが激賞する本作。舞台は大山崎で、表紙の写真も大山崎のとある公園、裏の手と花のイラストも折小野さんの知り合いの子どもさん、という大山崎尽くしの1冊ですが、そんなことは関係なく楽しめます。それにしても大山崎はおもしろい場所ですね。たぶんなんらかの磁場が働いている……。
当店では今日から販売中。発注済みの本屋さんにも先ほど送りましたので、明日以降順次到着します。
②関口竜平『Books(tore) witness you. vol.3』 *新刊
半年ごとにうっかり刊行している私の日記やら書評やらエッセイやらのZINEです。ついに3巻目。今回の注目ポイントは4月のタイ旅行記と、表紙で輝いている“野生のお嬢さま”の奮闘記でしょうか。こちらも本日より販売開始&本屋さんへの発送済みです。
また、既刊『Books(tore) witness you. vol.1』『Books(tore) witness you. vol.2』もいい感じに重版がされております。なんてこった。こちらも文フリには持っていきますが、順番通りに読まなくてもいいのが日記のいいところ。
③オルタナ旧市街『Lost and Found(すべて瞬きのなかに)』
夏に出した既刊ですが、文フリに持っていくのは初めてですね。オルタナ旧市街の散文集&日記。『お口に合いませんでした』『踊る幽霊』も持っていきます。どうせオルタナ旧市街が「そんなに売れねえだろ」とかハードボイルドな態度とってちょっとしか持っていかないので、本屋lighthouseが少し追加で……。
④関口竜平『『『百年の孤独』を代わりに読む』を代わりに読む』
『』がたくさんついて混乱する本ランキング堂々1位、文フリ初登場。初版300部がまさかの完売間近で、こちらも重版をかけました。本家から読むともちろんおもしろいですが、こちらから読むと本家がよりおもしろくなる、という読者の声をいただいております。なお、私は未だに『百年の孤独』を読んでいません。友田さんに代わりに読んでもらったからね。代わりに読まれたい方はぜひ。
⑤僕のマリ『まばゆい』
2021年刊行ですがロングでじっくりお届けできている1冊。新刊『記憶を食む』も持っていきます。かつてマリさんは、なにを間違えたのか「既刊の日記本1冊」だけ持って参加していたことがあります。1点を数十冊ではなく、1点を1冊です。文字通り秒で「完売」してました。今回もブース出店はするようですが、万が一同じことが繰り返されては困る(けどおもしろい)ので、『記憶を食む』もこちらで用意することにしました。マリさんブースでは日記ZINEなどが販売されます。『記憶を食む』は本屋lighthouseブースにて販売。
そのほか、本屋lighthouse出版部の既刊本もすべて持っていきます。この記事に載せていないものは部数を絞って持っていきますので、確実に入手したい場合は先に連絡いただくか(books.lighthouse@gmail.com)、ウェブストアや幕張のお店にて購入をば。とはいえ基本的には在庫を切らさないようにしているので、慌てずどうぞ。
既刊本一覧はこちらから→https://books-lighthouse.com/publishing/
*ウェブサイトの工事をしている途中なので、デザインにばらつきがあります٩( ᐛ )وいつ終わるんだろうね٩( ᐛ )و
以上、文フリのお知らせでした。このあと毎週恒例の新刊チェックも作成するぞ!しかしもうこんな時間ですか〜。