未来屋書店レイクタウン店でのイベント、文フリ出店と土日にお出かけしていたので久しぶりの営業です。とりあえず、文フリに間に合わなかった『灯台より』最新号の編集・組版作業を再開させようと思うのですが、なにかほかにも忘れていることがありそう、というか確実にあるので、誰か思い出させてください。連絡お待ちしてます。
筑摩書房
死と後世
9784480511881
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784480511881
学芸文庫。”われわれの死後も人類が存続するであろうこと、それは想像以上に人の生を支えている。二つのシナリオをもとに倫理の根源に迫った講義”。この「死後にも生がある」という考え方は高島鈴『布団の中から蜂起せよ』でも触れられていたもので、その通りだと思ったので自著でも借用した。ということで当然、この本も気になる。
筑摩書房
無言板アート入門
9784480438980
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784480438980
文庫。”無言板――それは、誰かがなにかの目的で立てたはずなのに、雨風や紫外線によって文字が消えてしまった街角の看板たち。ようこそ、路上の美術展へ”。焼けて表紙が変色してしまった本たちもその仲間に入れてほしい。
東京創元社
銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件/奇妙という名の五人兄妹
9784488579074
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784488579074
文庫。”妻が奇妙な強盗事件に遭遇した。犯人は居合わせた人々から「もっとも思い入れのあるもの」を奪っていったという。以来、なぜだか妻の身長は縮んでいき……。/生まれつき奇妙な〈力〉に悩まされてきた五人兄妹。祖母から〈力〉を消してやると告げられた三女は、ひと癖もふた癖もある兄妹たちを集めるために奔走する。――おかしな運命が照らし出す、夫婦の、兄妹の、家族のつながり。カウフマンの輝きに満ちた小説世界を2冊合本で贈る”。東京創元のこの手の文庫、なんだかわからないけど仕入れてしまう魔力がある。
晶文社
インフルエンサーのママを告発します
9784794973658
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784794973658
”ダルムのママはインフルエンサー。ダルムが生まれてからのほぼすべて日々が、ママのSNSにのせられている。インフルエンサーのママをもつばかりに、いつも「ほんとうの自分」でいられないダルム。しかし、クラスメートのアラの言葉がダルムを変える”。ジャンルが児童書に設定されているので、絵本要素強めだと思われます。が、内容は大人もともに読むべきもの。子どもは大人の所有物ではない。
ミシマ社
桃を煮るひと
9784909394880
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909394880
くどうれいん、久々の「食エッセイ」です。衝撃のデビュー作『わたしを空腹にしないほうがいい』以来、食メインのものは書いてなかったんですね。意外。『空腹』はただいま再入荷手配中、というかこれにあわせて手配する予定なのでしばしお待ちを。『桃』は予約受付中です。
産業編集センター
バルト三国のキッチンから
9784863113688
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784863113688
”「あなたのキッチンで料理を教えてください」毎日のように繰り返しながらバルト三国を巡った著者が感じた、現地のリアルがわかる1冊。キッチンを通して見える人々の生活、文化、自然と、直伝レシピがぎっしり詰まっています”。以前『旅するエストニア料理レシピ』を当店でも販売していた佐々木敬子さんの新刊です。今回はエストニア含むバルト三国。
アリス館
こやたちのひとりごと
9784752010678
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784752010678
私の小屋も絶対なにか言っている……。
河出書房新社
腹を空かせた勇者ども
9784309031064
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309031064/
金原ひとみ、新作。”この世に小説が存在していることを知らないような愛しい陽キャの小説を書きました。これまで書いてきた主人公たちとは、共に生涯苦しむ覚悟を持ってきました。でも本書の主人公には、私たちを置いて勝手に幸せになってもらいたい、そう思っています”という著者の言葉にあるように、これまでの雰囲気とは違うものになっているのかも。カートに載ったテディベアのイラストが好き。
ナカニシヤ出版
プラットフォーム資本主義を解読する
9784779517426
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784779517426
先日Twitterでもお知らせしましたが、ケイン樹里安さんが最後に関わっていた本が刊行されます。同時期に『ケイン樹里安にふれる』というZINEも刊行されるので、あわせて読んでほしいですね。どちらも入荷予定です。
スイッチ・パブリッシング
MONKEY vol. 30 特集 渾身の訳業
9784884186159
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784884186159
書誌情報が載っていないので詳細不明ですが、著者クレジットに柴田元幸と村上春樹が記載されているので、そういうことなんだと思います(どういうこと?)。
KADOKAWA
作りたい女と食べたい女 4巻
9784049149500
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784049149500
ということで4巻です。電子書籍コーナーにもいずれ反映させます。
おやつたべたいな……ってこと意外なにも思い出せません。とりあえず今月末までにいろいろやります。そのいろいろがなにかわからないのが問題なのですが。
今回気になる本がたくさんです!全部読みたいのに人間の時間には限りがあって、でも全部読みたいから永遠に生きていたくなります。