3月4日(月)
住宅メーカー的なところと打ち合わせ。そして契約。ちょっと前に最大2100万円のローン審査も通っており、ついに、ついに、という感じである。うまくいけば1年後には家が建っている、らしいのだがあまり想像がつかず、しかしよく考えると小屋は1年半くらいで建っており、むしろそっちのほうが「建っている」イメージばっちりだったのだから、余計に意味がわからない。たぶんこれはお金の問題なのだろう。借金という未曾有の領域。
ひろこさんが幕張本郷駅近くのベトナム料理屋に行きたがっていて、ようやっとその機会がやってきたので向かう。閉まっていた。Googleマップの情報では開いている。毎日こんなことばかりなので落胆せず、ロータリーにある偽物の松屋みたいなトンカツ屋に行く。実際には偽物の松屋ではなく正真正銘の松屋チェーンの一味であり、時折お世話になっているが、常に偽物の松屋と心中では呼んでいる。ごめんなさい。
父とキャッチボール。キャッチャーミットを渡す。ピッチングをマウンドで始めた段階でグラウンドには外野で野球をして遊んでいる小学生集団と、同じく外野でキャッチボールをしている親子(子は大学生くらいか?)が1組。我々は小学生集団にマウンド周辺を譲るため、投球練習を早めに切り上げ外野に向かった。さて、どちらが先に動くのか。小学生集団か、親子か。親子が動く気配を見せたが、我々と同様のことを考えたのか、一瞬ためらった様子が見てとれた。その瞬間、いままで外野で満足している様子だった小学生集団が雪崩れ込み始めたのであった。めでたしめでたし。平和はこのようにして、絶妙な機微、しかもお互いに言葉を交わすことなくなされるがゆえの、推測を大いに含むコミュニケーションによって、構築・維持されるのである。知らんけど。
帰宅して昼寝。ひろこさんは確定申告作業を始めようとしていた。
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