新刊チェック(24/10/06-12)&お知らせ
火曜日に小屋を解体してきました。といってもまだ半分しか終わっていなくて、23日にもやる予定なのですが……。お手伝いに来てくれた方がブログを書いてくれてました。いま、こんな感じです。なんというかこう、逆再生している感じでしたね。骨組みだけの期間、長かったな……。
あと、昨日は「本チャンネル」という番組の収録をしていました。もともと内沼さんがひとりでがんばって聞き手をやっていたものですが、聞き手役を少しずつ増やしていくようで、私も定期的に参加することになりました。月1回くらい、私が登場します。初回は9月末〜10月初旬に公開されると思います。担当した本は、初回にふさわしいあの本です。お楽しみに。
新刊チェック(24/10/06-12に刊行予定の本) *入荷は少し遅れます
文学通信
終わっていない、逃れられない
9784867660607
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784867660607
“平時に研鑽された〈よい歌〉を生み出す技法や基準が、災害時に機能しなくなったとき、俳人/歌人はどのように句や歌を詠むのか。平時とは異なる状況におかれながらも、なぜ、句や歌を詠もうとするのか。句や歌を詠むことでどう〈被災〉を乗り越えようとしているのか。どのような言葉が生み出され、どのような思考が可能になったのか。〈被災〉時に歌を詠むことで何を訴えようとしたのか”。副題「〈当事者たち〉の震災俳句と短歌を読む」。
岩波書店
イスラエルとパレスチナ
9784002710990
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784002710990
“在カナダの碩学のユダヤ教徒による渾身の批判、緊急出版”。ブックレットで翻訳はあまりない印象……。800円+税(88p)と手軽なので、まずはこれを読んでくれシリーズの仲間入りになってほしい1冊ですね。
青弓社
テレビドラマ研究の教科書
9784787235411
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784787235411
“テレビドラマについてレポートや卒論を書きたいけれど、どこから始めればいいかわからない。そもそも、テレビドラマってどうやって研究するの?そうした疑問に答えるテレビドラマ研究の入門書。ドラマの選び方、時間軸やキャラクターの考え方などの基本的な要素を押さえたうえで、「ジェンダー」「LGBTQ」「都市」「権力」など、人文学・社会学の視点からテレビドラマを研究する方法を案内する”。朝ドラも終わるタイミングですし、考察するにはいい機会かも……(朝起きれないので見れておらず、lighthouseという喫茶店が出てくるということを最近お客さんから聞いて知りました)。
早川書房
わたしたちが光の速さで進めないなら
9784150415334
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784150415334
文庫。“廃止予定の宇宙停留所には家族の星へ帰るため長年出航を待つ老婆がいた……少数者に寄り添う心温まる未来を描く短篇集”。単行本も話題になりましたね……月日が経つのは早い……。
筑摩書房
ぼっちのままで居場所を見つける
9784480684981
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784480684981
新書。“孤独を救うのは個人のつながりだけなのか。幸福な孤独のある社会を想像するために、英文学の名著から映画・マンガまでを網羅して読みとく新しいカルチャー批評”。という説明から著者がわかったあなたはファンですね。
講談社
言葉の道具箱
9784065372470
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065372470
こちらも出版社とタイトルでピンときた方も多いでしょう。“美味しさを伝えるには、「言葉が奪われる」とき、言い換えの力、ジェンダーを表す単数のthey…。日常の問いを哲学につなげ、柔らかな言葉で新たな可能性を探る”。三木那由他のエッセイ本、3冊目ですね。
筑摩書房
社会保障のどこが問題か
9784480076496
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784480076496
新書。副題「「勤労の義務」という呪縛」まで見ると主題がわかる1冊ですね。“日本の社会保障はなぜこんなに使いにくいのか。複雑に分立した制度の歴史を辿り、日本社会の根底に渦巻く「働かざる者食うべからず」という倫理観を問いなおす”。栗原康のあの1冊とあわせて読みたい、読んでもらいたい、読ませたい。
株式会社 福音館書店
世界の納豆をめぐる探検
9784834088106
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784834088106
高野秀行とスケラッコのコラボ作品。“納豆は日本だけの食べ物だと思っていませんか? 実は、納豆の仲間はアジア各地、アフリカにまであるのです。納豆をせんべいみたいにしたり、スープにしたり、食べ方もさまざま。探検家の高野秀行さんが、世界をめぐって調べた美味しくておもしろい納豆の数々を紹介します”。
今週のお知らせコーナー
①定期読書会関連のお知らせ
・9/22(日)14時〜16時 高橋くん読書会
→今回の課題本は堀静香『がっこうはじごく』です。特に申し込みは不要です。自由参加。ツイキャスでも流します。zoom参加希望者はbooks.lighthouse@gmail.comまで連絡ください。
・9/29(日)14時〜16時 『物語とトラウマ』ゆる読書会
→今回の課題本はナボコフの『ロリータ』です。詳細はこちらから。
②9月28日(土)にスナック社会科主催で『なぜガザなのか パレスチナの分断、孤立化、反開発』に関連するイベントを開催します。登壇者はスナック社会科のサトマキさんと、本の訳者・早尾貴紀さん。詳細&申込はこちらから。
③〈新規イベント予告〉10月13日(日)〜14日(祝・月)に、高橋くん主催のフェスが開催されます。現状、①高橋くんとゆかいな仲間たちによるなんらかの催しもの②演劇ユニット・遊星Dによる演劇③作家・Miyabi Starrさんによるなんらかの催しものが行われる予定で、もろもろ調整中です。両日とも本屋としての営業もしつつ、本棚を移動してイベントもやりつつ、というようなお祭り状態になる見込みです。詳細確定次第、お知らせします。
④〈新規イベント予告〉11月30日(土)12時〜17時頃「父親の死体を棄てにいく 談話室」を開催します。“家父長制小説アンソロジー『父親の死体を棄てにいく』の主催・黒田八束、寄稿者のオカワダアキナ、孤伏澤つたゐの三名で、家父長制アンソロについてや、日常で知らず知らずのうちに家父長制に加担していること、本をつくって届けていくこと、など、ゆるやかなおしゃべりをする会”です。参加自由・無料のイベントです。文フリ東京の前日なので、ブース販売もやる予定。詳細など、随時更新予定。
⑤ウェブストアを移転しました。新ストアはこちらです。旧ストアは完全に停止しようと思っていたのですが、無料プランに切り替えても7月くらいまで有料のままなので、Tシャツ売場にしました(新ストアにはTシャツ作成機能がないので)が、こちらもTシャツ作成機能が終了したのでSUZURIに移行しました。
⑥ブルースカイのアカウントを開設していました。なお、Twitterの運用はほぼ終了しました。緊急連絡やDM利用などは続けます。あと、Twitterでしか告知ができない/していないアカウントに関わる告知なども、当面の間は続けます。通常のお知らせ系はほかSNSにて同時並行的におこないますので、ご都合よろしいものでチェックしてください。各種リンクはこちらにまとまっていますので、よーちぇけらー٩( ᐛ )و
⑦2024年5月より営業時間を変更しました。土日祝日はこれまでどおり12時〜19時での営業ですが、平日の営業時間を14時〜21時に変更。いままでより2時間後ろにずらします。会社帰りにも寄りやすくなると思うので、ぜひ帰り道に……。
⑧mastodonサーバーを壊してしまったので新設しました。以前のlighthouseサーバーでアカウントを運用していた方はご連絡くださいませ。招待リンクをお送りします……。また、少々新規登録を受け付けますので、こちらのサーバールールに同意のうえ、こちらの招待リンクより登録をお願いします。とりあえず10名までです。