忘れていくものの記録251001〜14
読書日記
10月1日(水)
今日も起きれない。お店はここ最近にしてはちゃんと売上があり、2万円を超えた。「ちょきん」利用の習慣がついてきたのか、月初の営業日には必ず複数名のキッズがやってくるようになっている。今日だけで8人来た。かれらの多くが、当初は本を求めてお店に来ていたわけではなかったように思える。それでもこうしてお店に来て、推しが表紙だからとか推しが出ているからこの巻だけとか大人顔負けの買い方を、というか「客注」という技をすでに覚えているのだから、結局本屋に来て本を買う習慣というのは「お金があるかどうか」にかかっていると言っていいのだろう。必要なのは社会変革、その一択。
10月2日(木)
今日もちょきんは使われている。4人。そして私は今日も怠惰を真摯にやりとおした。夜に『働かない』を読む。「ラウンジャーの日記」という架空の怠けもの日記がすばらしい。特にここ。
六時半。あくびをし、目を醒ます。
七時半。目を醒まし、あくびをする。
(p.136)
朝の話ではない。夜だ。最高。
「本の町・幕張」化計画を始めることにした。本の町には「アナーキー」とルビが振ってあるやつ。
10月3日(金)
仲西さんの新刊組版を進め、気がついたら日付を超えていた。何度読んでもすごい作品に仕上がっている。早く世に放ちたい。そのためにお金が必要というクソな状況。
グレタさん船団を拿捕 6月に続きガザ入り阻止―イスラエル軍(時事通信)
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